大阪上本町で美容師をしている上尾純也です!
ブリーチはしたくないけどグレーっぽくにしたい!
こういったオーダーは意外と多いんですよね。
もちろん確実なのはブリーチ。
求める仕上がりの明度が明るめであれば、ブリーチはになるんですが。
ただ、ブリーチで気になるのはダメージ(最近はブリーチのダメージを削減できる商材もあるにはありますが…)
そして、色落ちの早さや退色した時の明るさ・黄みも気になります。
そもそも明るめが希望でない場合、
ブリーチはリスクが大きくなります。
お仕事されてる方や明るくできない方には特にです。
そこで、ブリーチをしなくてもグレイッシュな質感をヘアカラーをご紹介
ブリーチなしグレーアッシュカラーのポイント
希望のトーンよりも暗めに!
透明感のあるクリアなグレーアッシュにするために、日本人特有の赤みのあるブラウンを消す必要があります。
そこで、大切なのが彩度が高く濃い色味を使うこと。
一般的にトーンが上がるほど色素が薄くなるので、暗めのトーンのヘアカラー剤で染めることで、より赤みをしっかり抑えることができます。
短いスパンで色を重ねる
高彩度カラーは一般的に色落ちはやや早いです。
それゆえに、しっかり色味を定着させるためになるべく短いスパンで色味を重ねていくことが大切。
ビフォーは前回カラーから6週間で今回3回目。
(2回目までは4週間でカラー)
やや間隔が空いたので明るくはなってきてはいますが、赤みは抑えられ柔らかい質感は残ってます。
できるだけ色味が残っているうちに色を重ねた方がいいので3回目くらいまでは
間隔をなるべくあけないほうがいいです。
そこに6レベルのブルーアッシュを塗布!
めちゃくちゃ濃いブルーを使ってます。
大体、日本人の地毛は4~5レベルなので。
あと、ブルーだけだと緑っぽくなりやすので
バイオレットも補色で入れてます。
入れ過ぎると質感が固くなるので
髪の状態にあわせて適量を見極めが重要!
仕上がりはこちら
赤みもしっかり消えつやつやな仕上がり。
色を重ね蓄積させることでグレイッシュな質感になり、色持ちもよくなります。
暗めに染めているので色が少し落ち具合も楽しめますよ!
ヘアケアは必須
ブリーチやハイトーンに比べるとダメージは格段に少ないですが、発色を求める以上髪には負担がかかります。
綺麗な色を楽しむためにも、ヘアケアは重要です。
サロンケア、ホームケア共に念入りに!!
グレーアッシュにおすすめなカラーは!?
アディクシーのBLUE、サファイアは赤みを抑えるにはかなり強力なカラー剤です。
ベースに合わせて2種類のモノトーンがあるので、お好みのグレイッシュカラーをつくれるのでおススメです!
モノトーンだとスロウのSMOKEダントツ
単品でも使えますが、ブルーやバイオレットと混ぜてもものすごく良い色がでます!
ぜひ、やってみてください!
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